酢ムリエからのご挨拶

酢ムリエからのご挨拶

皆さま、毎日楽しい“お酢ライフ”をお過ごしでいらっしゃいますか?

さて、酢のイメージの代表的なものとしては「酸っぱい」「健康によさそう」「料理の隠し味」…などが挙げられるでしょう。
もちろん、どれも間違いではございません。ただ、酢を暮らしのパートナーとして長年共に歩んできた立場から申し上げますと、それは酢のほんの一面でございます。
酢は食材のよい香りを引き出す一方で、不快な香りは逆に消すという働きをします。また、お塩の代わりとなって味に深みを与える一方、塩味を丸くやわらげるという機能も持っています。酢をかけたら「甘みが増した」「フルーツの風味がいっそう引き立った」といった一見“マジック”とも称される酢の性質、知られざるお酢の魅力は尽きません。

いつも私が大切に考えておりますのは、出来る限り多くの皆様に「お酢を心から楽しんでいただく」ということでございます。「酢は酸っぱいけれども体にいいから」と、我慢して酢をお摂りいただきましても、なかなか長続きはしないものでございます。
どうしたら肩肘をはらずに、自然体でお酢をお楽しみいただけるのか?いかにしたらお酢が「美味しいもの」「暮らしに役立つもの」としてご理解していただけるのか?
酢の好みは人によって大きく分かれます。酢の苦手な方から大好きな方まで同じように酢を楽しんでいただけるように、酢の選び方、楽しみ方へのご案内をする役目、それを酢ムリエの仕事とさせていただいております。

お酢は「世界最古の調味料」として誕生以来、5000年もの歴史を経て現在に至ります。その間には無数のお酢が世界中で作られてきました。そう考えますと、ひとりの人間が一生のうちに出会えるお酢の数は全体のほんのひと握りかもしれません。
それでも「私にとってこれが最高の一本」とお客様に思っていただけるような、そんなお酢を皆様にご案内できればと願ってやみません。

お酢を通して食卓を、そして人生をもっともっと楽しく。これからも伝統継承と技術革新を続ける酢の世界にご期待ください。

酢ムリエ No.0001 内堀 光康

酢ムリエ No.0001 内堀 光康
酢とくらしの研究所株式会社 代表取締役

2003年ジェイアール名古屋タカシマヤに「ビネガー専門店オークスハート」1号店をオープン。その後、全国の百貨店にビネガー専門店を出店。
2006年開発部門における農林水産大臣賞を個人で受賞。2020年オークスハート株式会社の代表取締役を退任し、酢ムリエ活動を主とした、酢とくらしの研究所株式会社 代表取締役に就任。新しい酢の文化を発信中。

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